大野雄二

いまさら？ですが最近ハマってます・・・
御年66歳だそうです。長い間第一線で活躍されていてすごいですね
巨匠の域だ。

でも私、この方のピアノ嫌いなんです。
嫌いなのにハマる？そうなんですね～

そんなわけで「嫌いなのになぜか惹かれる」という
特殊な気になり方について。

昔「ギャツビー」っていう男性化粧品のCMに
松田優作氏が出ていたんですが、
それを見るたびに私、この「嫌いなのに惹かれる」状態に陥り
TVの前で悶え苦しんでいました

どうしてよいか分からない、
胸の奥のほうが詰まって苦しいような、
悲しくないのに泣いてしまいたいくらい、
でもこの思いを直視したくない・・・
この年になってもうまく表現できないが、こういう状態を
当時小学生だった私は「嫌い」という表現で片付けていたのですね
（今でもだ。）

松田優作氏が亡くなって、報道を見ているとき、ふと
「私この人のこと好きだったのかもしれない」と思いました。
そしたら妙にスコンと腑に落ちてしまいました。

しかしなぜこういう状態になるのかは今でも不明。
最初から「好き」と純粋に思えるものはたくさんあるというのに？

そもそも、私にとって「ルパン」というテーマが
「嫌いなのに惹かれる」もののひとつだったりもする。

そして、不思議なことに松田優作の「遊戯シリーズ」の音楽は
ほとんど彼が手がけていたりするらしいことを最近知りました。
ううむ。

ま、そういうわけで（どういうわけだ）
どこかの中小企業の部長さんみたいな外見なのにあのピアノだし、
もうこのギャップだけで苦しいポイント50点増。

好きな曲レビューを書くとすれば
「Lupin　the　Third　[JAZZ] 3rd」のトップに入っている
「theme from LupinⅢ　funky＆pop version」でしょう。
いろんなルパンがあるけど、そしてどれもかっこいいけど
私の「嫌いな大野雄二」が一番詰まっていると思えるアレンジが
このヴァージョンなのだ

大野雄二オフィシャルサイト

日記も面白いです。ホント。