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自分が向き合う音楽のこと、いろいろ・・・
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村上春樹と同じくらいバイブル化しています。


穐吉先生(勝手に先生)のピアノをそんなにのめりこんで
聴いたことはないんですが(すいません。)、
ジャズプロムナードにご出演されたとき、
2時間の行列に耐え、見ました。見ましたとも。

最前列のど真ん中で(笑)


鍵盤の上を爪でかちかちと鳴らすカウントの出し方は、
その時に習いました。
(いいえ、単に真似してるだけですw)

その時すでに80超えだったかな。

背筋伸ばして、きらきら光るドレス来て、
ハイヒールのかかとを時々ドンッと鳴らして
そんでさっきのカウントの出し方ね。

どんだけかっこよかったか。
もーーーーしびれました。

それ以来、私のスーパーアイドルです。


ほぼ95%が男性のジャズの世界で、女が、結婚も離婚もして
出産も子育てもしながら、
それでもジャズをやっていくのがどういうことか、というのが
この本を読むと痛いほどわかります。

私の悩みが、この本に全部書いてあった。
もちろん穐吉先生と同レベルになんて語れないちっぽけなものだけど。

でも種類は一緒。

いつもいつも葛藤しています。
わずかな時間のすきまを見つけて、
都合の合うセッションにしか参加できません。
それも、時間短縮のために車で高速乗って行って、
終わったらすぐに帰ってくる。

男性陣は毎回アフターがあって、楽しそうでいいなと思う。

でも毎回そうそう飲みに行って、
夜中に帰宅してる母親ってのもどうよ。
娘からして?近所の目は?
一応気にしているんですよこれでも。
自分ひとりだったらどーでもいいことだけど。

そういうことも、男性なら何も批判されないし
むしろジャズやってるお父さんかっこいいなんつって
言われたりしてたりして。

理不尽だわemoji


だけどそれが世の中だし、それを否定して自分を前へ持っていくほど
私も若くない。
できる範囲で地道にやるしかないと、いつも言い聞かせてる。

チャンスがあれば、ガンガン行ってしまいたいけれど、
この本の中には、
「子育てはやり直しがきかない」
という穐吉先生の名言が燦然と輝いていて、
いつもそれが戒めとして思い出される。

よそのお母さんのように、こまめに宿題をチェックしたり
テスト勉強を管理したり、友達関係や学校生活を把握したり
ぜんぜんマメじゃないのでそういうことはてんで疎い上
ひまさえあればジャズを聴きまくっていて
ピアノの部屋に入ると出てこないし
時々セッションだとかいっていなくなるし
車に乗ればBGMは全部ジャズだし
(以前乗せてあげたドラマー君が笑っていたな・・・)
変なお母さんではあるんだけど

でも普通のお母さんでもいてあげたい。
ほめられなくっていいから、
せめて後ろ指さされない程度に。

子育てが落ち着くのっていつだろう。
その頃わたしは今よりもっともっと老いていて(怖)

でも今よりもっとピアノ上手くなっていようと思う。
1mmずつの成長だけど。
今はすきま産業みたいな音楽生活だけど、
穐吉先生ですら、そういう時代があって大変苦労されてるわけで
凡人の自分はすきまで音楽をできること自体
幸せなことなんだと思います。
感謝しています。


なんかいつもとちょっと違う、
(そんで年イチのブログなのに今月2回目の更新)
真面目な、いや違うな、単なる愚痴?でした。









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