Ｓｃｏｔｔ Ｌａ Ｆａｒｏ

ジャズベーシストです。











かっこいいですね（またそれか）


なぜか才能ある人は早くになくなってしまうのよね。。
２５歳で亡くなっています。交通事故。
赤城圭一（だっけ？）みたいですね。


さて、ベースラインには大いに興味のある私です。

以前、セッションで、ラファロのように自由自在にインタープレイをするベースさんと
ご一緒したことがあります。

ぜんっぜん、何弾いてるかどこ弾いてるかわかりませんでした（すいません）
しばらく演奏してたら、いらいらしてきました。
小節頭でせめてルートを弾いてくれれば・・・

でもラファロのベースラインは、ベースだけ聴いていても、なんとなくテーマが
浮かんでくるというか
かなり自由奔放にランニングしているようでいて、テーマから
とんでもなく外れたりしていないところが、すごいと思うのです。

最初、一番どびっくりしたのが
あのalice in wonderlandですかね。ビル・エヴァンスの。

どうやったらこういうベースラインやソロを思いつくのか？
と目が点になりました。

みんな自由自在なのに美しく絡み合っているインタープレイに涙が出ました。

以来、私、自分の中のビル・エヴァンストリオの最高傑作は
だんぜんalice in wonderlandです。テイク２つありますが両方ともいいですよね。
オリジナル（原曲）がもともといいのよね。ディズニーの曲は何でも好きだけど、
この曲は本当によくできてると思う。まさにワンダーランド、ってかんじ。
あまずっぱくて、せつなくて、不思議満載で、女の子ワールド！

話がそれましたが（汗）

知り合いに「そういうわけでスコット・ラファロが好き」と言ったら、ビル・エヴァンス以外の
ラファロもいいよ！とすすめられたのがこれ














まぁなんてかわいいジャケット

２曲目の「Waltz」
あら、これは・・・ショパンの告別。
素敵すぎてめまいがします。
ベースでＢメロ弾いてます。

６曲目「Ｂｅｂｏｐ」
こんなベース弾ける人はラファロくらいしかいないと思う。

最後の「Ｓａｔｉｎ　Ｄｏｌｌ」
最初、このバンドにはＶｉｂ奏者とピアノと２人いるのかと思いきや、
Victor Feldmanて人は、２つ弾きわけてるんだそうだ
すごい。。そしてどちらもスーパーテクニック
この曲のベースはとてもお行儀のよいかんじです。
ピアノも音が整然と鳴っていて美しく、こういう鳴らしかたを私もしてみたい。


早世しているから、それほど残している録音はないのかと思いきや、
ビル・エヴァンス以外にもけっこう作品はあるんですねスコット・ラファロ。
他にももっと聴いてみたいと思います。