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自分が向き合う音楽のこと、いろいろ・・・
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ミュージシャンをモチーフにした映画はたくさん見ているけれど
その中でも大好きな映画

「シャイン

ピアニスト志望の男性が、家族との確執を乗り越えて成長するのだが
過酷な練習と、父親との確執をきっかけに精神を病み
一時は精神病院送りになってしまう。が、再び彼が輝く時が来る…

みたいな話です。
音楽。精神。家族との確執。キーワードは私にぴったり(笑)

そのモデルとなっている実在のピアニスト、
デヴィッド・ヘルフゴットのコンサートへ行ってきました。

彼はきれいなブルーの上着と黒いパンツでステージへ。
すごい背が高い。そして痩せてる。
猫背だけど長い足がぴょんぴょん跳ねるような独特の歩き方。
映画のジェフリー・ラッシュが演じたのはヘルフゴットそのものだったのねー。
たしかジェフリー・ラッシュはこの映画でオスカーを獲得していますが、頷ける。
しかし出てきた瞬間から拍手喝采。始まってもいないのにブラボー状態。
彼はバイオリンの皆様にひとしきりハグ&キスをしてから、
おもむろにピアノに座ります。

しかし、手がでかっっ!!
きっと、12度は片手で余裕に押せるくらいじゃないかな。

もちろん曲は「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番」
世界で一番の難曲と言われてるらしい、映画でも使われた
あのピアノコンチェルトです。

開始30秒。
めまい・・・
そして鳥肌・・・

決して、「すごい技術!芸術!!」ってかんじではないのだけど

やっぱり私は何か背負ってる音楽にしか共鳴できないのだー
つくづくそう思いました。

3番ももちろん最高でしたが、
アンコールの「パガニーニの主題による狂詩曲第18変奏」
号泣ですよ、奥さん。

両隣がカップルという、悲しい席だったので、理性が勝ち
泣きはしませんでしたが、涙腺がぁ~~ うるうるうる

彼の特徴でもあるんですが、
弾きながらブツブツ言ったり、叫んだり?するので
それが嫌という人もいるみたいですが、

鍵盤弾く人って、そういう人多いですよね?
集中するとしゃべるんです。歌ったりとか。私もそうかも。
(気づいてないけど、口が動くらしい)

それにしても、音楽は、人生経験そのもの、魂そのもの。

心からそう思いました。
行ってよかった~
久々に刺激的なコンサートでした。


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