壁の向こう側

楽しいセッション＆レッスン続きの日々・・・
でも必ず反動は来るのだ。
今、ピアノ弾くのが苦しい。乗り越えた後に必ず来る壁みたいなものと言い聞かせている。経験上、そんな気がします。

苦しいと言えば明日は娘の発表会。
年長でエルメンライヒの「つむぎ歌」を弾くの！？とちょっと驚かれたりする今日この頃。そうなんですか？この曲はピアノ発表会の定番曲らしいですが、エレクトーン出身の私はそんなことも知らず。
まぁそれはそれとして、彼女はこの曲、もっともっとスピードをあげて弾きたいのだそうだ。今でも十分速さは出てると思うけどなぁ。先生がいつも超絶技巧で高速弾きを披露してくれるので、憧れているのかも。
今日はグランドを借りて練習したけど、泣かれてしまった。
「もっとかっこよく弾きたいのに。何でもっと練習しなかったんだろう？」
ポタポタ涙を流されて、母は「よくやったよ、頑張ってきたよ」と言うのが精いっぱいでとても切なかった。
今日は夕方に直前レッスンもあったのだが、他の生徒さん達の前での公開レッスンとなり、張り切って高速で弾く娘。しかし中盤失速。
さぞかしガックリ来ているかと思いきや、帰り道に「私は誰にも負けたくない、誰よりも上手に弾きたい」とつぶやいていた。いいねいいね、その向上心。でもその負けん気に自分自身が押しつぶされる日もきっと来る。それは明日かもしれないけど、もっと先なのかもしれないけど、音楽が楽しいと感じていれば、きっと乗り越えられるよ。それを越えた先にしかない世界があって、ママもそれを一緒に見てみたいなと思います。がんばれ、娘！