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自分が向き合う音楽のこと、いろいろ・・・
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読書でも食事でも人間関係でもなんでもそうだけど
気に行ったものをとことんつきつめるタイプです。
いわゆる「はまる」人です。

村上春樹の本は繰り返し読みすぎてボロボロです。

飽きるとポイするんですが(これがいけないところ)
村上春樹はポイできません。
もはやバイブルと化している。

ビルエバンスやマッコイタイナーやソニークラークやレッドガーランドやオスピーやら

激しく聴いて、飽きて、
しばらくたってもう一回久々聴いて、
いや、めっちゃいいじゃんコレ!
と再感動する。
これもポイできない。

でもたまに飽きないでコンスタントにずっとはまっているものがある。

エディ・ヒギンズはそういうものの中に含まれる。

セッション仲間で
「アイリスさんはピアニストだれが好き?」
という話になって

「エディ・ヒギンズ好きかも」


と言ったら、


「馬鹿にされるから

言わないほうがいい」



と言われました(爆)

4185C7WZ-UL._SL500_AA300_.jpg




















どーゆーことよ


しかも、「誰それ?」とヒギンズを知らない人もいました(爆爆)

そんな奴のためにwikiしたら、エディ・ヒギンズのwikiないし!!!

どんだけ扱い低!!!


まあしょうがないですね。

ピアノは、馬鹿テクでもないし、見せ場があるわけでもないし
どうだ!!!的な演奏でもない。

たとえば、「きちんと弾いて覚えるジャズピアノ・スタンダード」
みたいな教本があって、巻末にCDがついていて、
それがエディ・ヒギンズ・トリオのアルバムの1枚だったとしてもよ?

誰も気づかないかも(-.-)

それぐらいおとなしい、いや、生真面目な?なんの魅力も緊迫感もない?
ジャズピアノなんだけど

私は好きです。
教科書的な、理路整然とした、美しいジャズピアノです。
聴いていると心が洗われるよう。

コピーするのも便利です。尖がったことをなにもしていないうえ
ハーモニーもアドリブも複雑でないのに美しい。
けれどそれなりに奥が深いものもあって、曲ごとに発見ありで面白いのです。

しっかしなんでwikiないかなあ 生い立ち知りたいぞ。

Bewitched.jpg


 ジャケットも素敵です。



拍手[24回]

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またしてもダイナマイトブランク(何よそれ)
こんなブログでも、訪れてくれる人があとをたたなくて感謝です。ありがとうございます。

ずいぶん間があいてしまいましたが、あいかわらずピアノは弾いています。

ジャズも弾いてます。

ぜんぜん進歩してねーなーと思いながら
先日、ツェルニー30番を卒業しました。

先生が、最終頁に合格の自筆サインを下さいました。

「30番なんて小学生が弾くんだから、人に話したらだめよ」
と言われました(爆)

1から30まで、果てしなく遠いと思った時期もあったけど(特に15番くらいは)
だからこその達成感だなあ・・・

インベンションもあと2曲。自分えらい!

ピアノは何歳になっても大丈夫。絶対にあきらめることなんかない。
といつも励まして下さる先生のおかげです。

今の先生は、元ピアニストの先生なのですが、
もんのすごい毒舌で、最初はほんとにもう辞めたい病が出ていたのですが、
1年たったら、その毒舌に慣れてきてしまい
むしろその毒舌がいわんとしていることの比喩の的確さに舌をまいているくらいです(笑)
たとえば

「あんたのピアノは、パスタになりたいうどんね」

名言です(笑)



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です。

あぁー超久しぶりです。
元気でしたか?そこのあなた!



このブログに来る人は、何を検索して来てくれているんだろうと思ったら

「紅蓮ツェン」と「円検」

についてが圧倒的なのでした(なんだよこの変換は)

「円研」は狭い世界なのでね・・・
あまり語ると素性がばれそうで怖いですね(笑)

ばれたところでどうなんだ、という話もあるけど



グレンつえんは、予選や本選の前後に特にヒットが多いみたいです。

なので、ぐれんツェンについて、思ったことや、
先生に教わったことなどを書いてみようと思います。
せっかく検索して来てくださっているので、
これから出場される方のために、参考になるといいなと思います。


演奏は、まず課題曲を間違いなく弾ければ予選は通過できます。
間違いなくというのは、ただ単に音譜を羅列するのではなく、(←結構いる)
基本的なこと、つまり、調性、拍子、演奏指示などに従って
その曲を音楽として演奏できているかということです。
また、ステージマナー(お辞儀の仕方や、あまりにも場違いな普段着、サンダル履きなど)
が悪いと審査員によっては落とされます。
ドレス、男子は白シャツ黒ズボン、靴はフォーマルシューズを履いてステージに立てば
間違いないのでは

演奏時間はものすごく短いですが(曲が簡単だからね)
審査員の先生方は、非常によく観て、聴いていらっしゃるなぁと思います。
よくぞこの何秒間で、ここまで演奏を深く聴いて、また講評を書けるなぁと思います。
一流の音大の教授先生方ですから、そんなの当たり前ですが

本選以上は、音が出ているか(フルコンのグランドピアノをきちんと響かせられるか)
表現しているか 曲を理解して 解釈をしているか
当たり前ですが、ここが良くないと当然落とされるわけです。

なんといっても「音の良さ」がまず第一なんだそうです。(by先生)
おうちが電子ピアノの人は、ここが勝負の分かれ目になると言っていました。

レッスンで先生がきちんとグランドピアノの鳴らし方を教えてくれてさえいれば
普段電子ピアノでも関係ないのでしょうが

ただグランドピアノで、何時間練習したかというのは大きいと思います。

レッスン室をレンタルして、たくさん弾き、楽器に慣れておくということをやると
演奏が段違いに良くなっていく気がします。



「でもアップライトもグランドも、同じピアノでしょ!?何が違うの」
って!!
私もそう思ってました。

でもやっぱり、
カローラと、ベンツくらいの違いはあります。あると思います。


また、大きな声では言えませんが
先生の力というのは大きいです。

コンクールで演奏するピアノと、普通に発表会で演奏するピアノは
全く違うといってもいいでしょう。

いってしまえば
「コンクール仕様」の演奏方法があるのです。

コンクールをよく知っている先生の方が有利なのは当然です。



そんな先生、どこにいるの?って

それは自分で探して下さい(笑)



さて、東北、関東、近畿、あとなんだっけ?九州?

本選から地区の最終選へと進んだお子さんを入賞させるにはです!



ここからは、「運」と「集中力」がものをいうと思います。


だって、ここまで来ると、ほんとにみんなうまいんです。
聴いていても、ぜんぜん差がわかりません。
でも明らかに、場の雰囲気にのまれていたり、プレッシャーに押しつぶされていたりする
気の毒な子もいます。

最終的には、
「いかに自分のベストをステージでできるか」
につきるのではないでしょうか?
練習のときに、本番をシミュレーションしてみることは大事です。
衣装を着て靴を履いて練習する、ピアノをライトアップする、(アップライトじゃなくてw)
とか。
できることなら、ホールを借りて練習ができるといいですね。



うまいこと全国大会までいくと、
もはや「運」としか思えない入賞具合です(笑)

本当にみんなうまい子ばかりなんです。

手袋をした子や、集中するためヘッドフォンをして音楽を聴いている子もいます。
まさにコンクール会場!という盛り上がり感いっぱいです。

ここでどうしたら金賞銀賞をとれるかなんてもう私にもわかりません(笑)
そういうブログがあったら教えて下さい(笑)


愚練つぇんは、コンクールのレベル的にはたいしたことないという話も多々ありますが
最近は課題曲も難易度があがっているようですし
入賞するのも難しくなってきているようです。

さらにここから、
いろいろなコンクールへとはばたいていくお子さんもいらっしゃるのではと思います。

がんばりましょう!もうすぐ本選ですね!

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久々更新

この数カ月いろいろありすぎて、Blogを書く気にもならず。

書いても誰が見てくれるわけでもなく
(いや、たまに見てくれている人はいるみたいだけど。ありがとうございます、そこのアナタ!)

はぁ・・・もうやだ・・・みたいなこともいっぱいありました。

でももちろん、いまは元気になりました

人生、いいことばかりではないけれど、悪いことと思えるようなことは
必要だからやってくるのです。と思います。

凹んで無気力な日々を過ごした時期もありましたが、そんなときでも、
セッションには行っていました(笑)
(どんだけ好きなんだ私

新しい師匠との出会いもあり。

音楽を教えるお仕事も順調です

なんだかんだいっても、着実に一歩一歩前進している自分をえらいなと思います。

今年も、淡々とがんばります。
よろしくお願いします。
(そこのあなた!)
 

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最近頑張ってセッション通いです。

先日初めてのお店に一人で乗り込んでいったのですが
すごくすごく緊張して、逃げ出したい気持ちで、行くまで半泣き状態だったのですが

終わるころにはリラックスして楽しんでいたような気がします。

出会いもたくさんあるし。
てかそれが一番大事

特に「初心者・アマチュア」とか銘打ってない限りは、
来ている方は半分以上プロの方だったりするので

そういう方々とご一緒して演奏させていただくのはとても勉強にな・・・

いや、正直に言うと

超自慢になります(爆)

しかも、そんな方々に、「いや~ピアノいいねぇ」と褒められたりしたりすると

生きててよかった

と心から思います(爆)


てかご一緒するプロの皆様は本当にお人柄も素晴らしく寛大で、
当然音楽技術は一流なのに、同じ目線でお話して下さるのには
頭が下がります。
誰一人「俺プロだから」みたいな昭和のミュージシャンみたいな人はいません(笑)

そういったことが本当に勉強になります。

ときどき、「こんな素人がこんな場にいていいんだろか?」と
消え入りたくなるような居たたまれない気持ちになるときもあるんですが、

まぁ、バリバリに弾くジャズメンの中に、こういうおまぬけなシロートピアノが
いてもいいんじゃないでしょうか?
場を和ませる意味で(笑)

って師匠に言ったら「そうだよね」って笑顔で言われました。
おまぬけですいませんね先生(笑)

そうそう昨日のセッションではピアノばっかり10人近くいたのですが(!)
そんだけ一流のピアニストが集まって、世間話や、ジャズ話やらするのに
首を突っ込ませてもらって、ほんと面白かった

「早弾きしたいけど、どうやって練習すればいいの?」という私のおまぬけな問いに

若手の絶賛活躍中ピアニスト氏が
「コンファメみたいなバップのテーマを両手で弾く練習はどうでしょうか?」と
教えてくれました。
ふむふむ・・・
すると、別のベテランピアニスト先生が。

「早弾きしたいフレーズの前後を遅く弾くのよ。するとそのフレーズが高速に聴こえるから」

全員爆笑(笑)
相対的な問題なのか(笑)

結局は、人それぞれのピアノがあって、必ずしも高速弾きがいいというわけではないこと

たとえばモンクが早弾きをしてたらそれはモンクのピアノではなくなってしまうわけだし

自分のオリジナリティを大事にしていけばいいということを教えてもらいました。
もちろん、技術の向上が第一前提ではありますが。

私のオリジナリティって何だろうな?

聴いて私だと分かるピアノが弾けるようになるといいなと思います。

頑張るぞ~!

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ピアノを弾いたり教えたりしています。

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