2015年です

またしても更新が滞ってすみません。
このブログを楽しみに見にきて下さっているそこのあなた(←そんな人いるのか？)ごめんなさい。

気づいたら2015年ですって！
ひぇー(　°Д°)
わたしいったいピアノ弾きはじめて、何年たってるんだ…なんか全く進歩ありません。

よーし頑張るぞ。と毎年思ってるけど毎年なんだかんだ堂々巡りなので、なんかもう別にいっか。という気になってきました（笑）
いい意味で(と思いたい)力が抜けてきた感じです。
ピアノも力抜かないといい音出ないし

脈絡ないけど先日スタジオでひとりスタインウェイ弾きまくってました↓




一応本番前は、お金に糸目をつけず、ピアノを借りて弾くようにしています。ピアノは自分の楽器を持ち歩けないので、死ぬほど練習しても本番のピアノの感触が想定外だったとき、具体的にはppで始まるべき曲が思いのほか反応がよくてそれじゃmfじゃん、みたいなことに出くわしてしまうと、気の小さいわたしは瞬殺で頭真っ白になってすべてが終わってしまう、、ということになりかねないのです。
なので、そうやって自分がびっくりしないように、慣れるためにあえてわざわざ違う楽器で練習するようにしていたりします。

…って、こんなこと書いて わたしめっちゃ力入ってる人みたいじゃないですか（笑）

そうそう、だからクラシックは気が重い。自分の好きな場所で好きなメンバーとお遊びでセッションしてるときはほんとに楽しいです。

そんなときのピアノ↓
(ジャズやってる人なら、このピアノは！って場所わかっちゃいそうですね（笑）)



結局、力抜いてますといいながら、こんなにピアノ弾いてます的な記事。
HAHAHA（・∀・）

というわけで、いい意味で力を抜いて、これからも楽しく楽しく演奏します。
なんだか、今年はいっぱいワクワクする機会があるので、ブログも滞らないのではと思います（笑）

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(もうすぐ3月だけど…)

ベースなっしー！

「なっしー！」とか言ってもこれ↓


のことではもちろんなくて・・・



nassyです。



Bohemianvoodooのベースの彼です。



男前ですね・・・
（相変わらず音楽性より見た目重視）




でも、ベースもめちゃ素敵です。

nassyのベース聴いたせいで、最近エレベが気になるくらいです。
どジャズをエレベで演ってみたいです。
あっ、そのとき自分はもちろんオルガンサウンドで

とか妄想してニヤニヤしてたら、新譜！！！
ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!！！！


ピアノのイオリ君のオルガン色死ぬ～かっこいい～

でもやっぱりnassyの楽しそうなベースが好きよ。
皆さんどうかnassyのベースラインをよーくよーく聴いてみてね。
一見？シンプルですが、このグルーブ感すごいですよね。
ベースで全体のサウンドを突き上げて引っ張るような。

何よりもこんなに楽しそうに演奏するのがすごい

それに結婚されてお子さんもいるそうです。若いのに。
なーんだ残念（←なにこれｗ）

逃がれの街

※今日は完全に自分語りなので興味ない貴方は読み飛ばして下さいね

彼のことはこのブログにも一度記事を書いたことありますが、、

先輩は同じ高校の２つ上で、私の一年の教室から窓越しに先輩の３年の教室が見えて、

先輩が１１時頃眠そうに登校してくる様子なんかを私はいつもボーっと見てた。

彼は見た目はあきらかにバンドマンで、髪の毛がいつも逆だっていて、

おまけに教室にいるときはほとんど寝てた。

私はせっかく入った高校なのに、友達関係でつまずいてて、

学校行くのが当時苦痛で仕方なかったんだけど

文化祭のバンドで歌っていたその先輩と知り合いになり

・・・というか、先輩の歌に衝撃を受けた私が勝手に押しかけて知り合いになり(笑)



その流れで自分も影響を受けてロックを聴き始めてバンド始めたりして。

これは１９８０年代後半のあるあるですな

「自分のバンドでライブもやってるから、よかったら来て」

と、一年の教室までわざわざチケットを持ってきてくれたんだけど

髪の毛逆立てたバンドマンの３年生が、一年の教室に来てる！

みたいな騒ぎになり。

「何何？どういう知り合いなの？」

「ライブ？えっすごいね！一緒に行きたい！」

「あの先輩と一緒に文化祭出てた○○先輩も知り合い？」

など、現金な女子達に取り巻かれ、

その勢いでなんとなく気まずい友達関係も解消してしまったのでした。



先輩のおかげです。



バンドを始めたら、同じように音楽やっている友達も増えて、学校行くのが楽しくなりました。

先輩のバンドはすでに地元では有名で、

関内の7th avenueのライブは毎回満員御礼～



もちろん私も毎回、本当に毎回行きました。



ていうかなぜか私いつも花束持って行きました。
ロックバンドに花束・・・



でも先輩迷惑な顔することなく、大事に持って帰ったよ、飾ってるよ
と言ってました。翌日学校で会って「ありがとね」と言ってもらって
その日一日HAPPY～みたいな。

あの頃は、、
先輩のライブに行くためだけに毎日があって、
次のライブ何着ていこうかな～って友達と相談して
洋服を自作し合ったりして。




当時、オリーブ少女が流行っていて
バルーンスカートにニーソックス＆ラバーソウル、
がバンドマンとしての制服的な面がありまして(笑)



DCブランドで買えばかわいいのが手に入るけど、
お金のない県立高校の女子高生ですから、みんな工夫するする。
大体、洋服作り自体も流行ってたしね。
文化服装学院に進学するのもなんかステイタスでした。


思い出すと、あのときは楽しかったなぁ。。。


勉強は一切しなかったけど！(笑)

先輩のバンドのオリジナル曲は全て先輩自身が歌詞を書いていて

デモテープか何かをもらったときに、歌詞を教えて下さいとお願いしたら

なんと数日後、きれいな自筆でレポート用紙に書いて

「全曲は書けなくて…ごめんね、また今度書いてくるね」と言って

また一年の教室までわざわざ持ってきてくれた。



これにはHAPPY～
どころか、びっくりしました。

見た目は不機嫌そうなバンドマンで目つきもするどく強面だったけど

外見とは裏腹に、ほんとに誠実で真面目で優しい先輩でした。

ある日、先輩の教室を覗きに行ったら先輩はいなくて、

机の中を見たら（おいおい）一冊の本が入れてあって

ついつい持って帰ってきてしまいました。

（ていうか盗んだというか。先輩ごめんね　時効だよね）

それが、北方謙三の「逃がれの街」だったんだけども。

今、本棚見たらあったし(笑)　３０年近くたちますが！！

大事にとってありますよ先輩。

だいたい、ロックバンドやってる高３男子が、北方謙三

（言わずもがなですが歴史小説に行く前の純ハードボイルドな北方謙三ですよ）

てのもどうかと思うが、

影響を受けた高１女子（←私ね）もこれがきっかけでほとんどの北方ハードボイルド作品を読破することになります(笑)

まあそんな感じでとにかく私の十代に、いや、私が今音楽をやっていること自体に

完全に影響を与えてくれた先輩でした。

卒業してから会うことはなかったけど、

ネットが普及してからはときどき近況を検索したりして

音楽を続けられてることは知ってました。

あるとき、桜木町でカフェをやってると知って、

当時よく桜木町あたりでうろうろしていた私は

一度勇気を出して先輩のお店に行こうと思ったんだけど。




なんでかな？

先輩に会って、あの頃のこと、お礼を言いたかったんだと思う

先輩のおかげで、友達関係が解決して学校行くのが楽しくなった

先輩のおかげで、バンドを始めて、音楽やるのも楽しくなった

そのせいでだいぶ人生は転落したけど(笑)

第一、先輩と会わなかったら今こうして音楽をやっていなかったかもしれないし

でもね、、

きっと先輩は忘れちゃってるし

今更行ってもどうよ？自己満足でしかないよな。とか思ってやめちゃったんだ

今、今になって思えばわかる

私は先輩にとっては単なる高校の後輩で、

追っかけみたいにちょっとうざい存在だったかもしれないけど

先輩は絶対にうざいなんて言ったりしない

きっと会いに行ったら、私のことはおぼえてないかもしれないけど

すごい喜んでくれたと思うんだ

会いに行けばよかった、

先輩、私先輩に影響受けて、まだ音楽やってますよ、って

久しぶりに先輩の歌も聴きたかったのに

なんで会いに行かなかったんだろう。

だってまさかこんなに早く死んじゃうなんて思わないから

いつかまた会えると思ってたんだ。

もう二度と会えないと思うと、

胸がぐっと苦しくなる。

私の中ではずっと１８歳の眠そうな先輩が「ありがとね」って笑ってる

７ｔｈの楽屋に行くといつもそうやって笑顔で言ってくれたように

最後に遺した曲が「THANK　YOU」だなんて

先輩



どこまでもかっこよすぎですよ。

私が言わなきゃいけなかったのに。






 




心よりご冥福をお祈りいたします。

右手ソロと大西順子

右手だけのソロって何という疑問にお答えします（って誰に？）

つまり右手だけで弾くんです
途中から盛り上がって最後は両手ですが、、
てこれじゃなんの説明にもなってませんわね・・・
相変わらず日本語もままならない私(笑)

なので、イメージ動画をよいしょっと




はぁ～大西順子さん神

このHow high the moon死ぬほどかっこいいですよね～
５０万回くらい（大げさ）聴いてますよ。
ソロで始まってテーマ最後だけってのもわたし大好きなパターン。

これに影響受けてそこここのセッションでHow high the moonをこのテンポで演り
とてもじゃないけどこんなにアホすごいソロできないから崩壊しまくりで
最後にはドラムとベースから「早えーよ！」とクレーム出まくり(笑)

なぜかでも皆様楽しいらしく大好評です(ほんとか？）。

というわけで、右手だけのソロってのはこんな感じです（爆）

ちなみに大西順子さんは前半はユニゾンで弾いてるみたいなんで
片手ではないですけどね。

ドラムの原大力さんも超かっこいいですね～。
なんか新宿とかで昼から飲んでそうな風貌（すいません）なのに
このドラム。このバース。んでラサール→千葉大卒。
ギャップ大賞だわー。

ていうかやっぱりJAZZやっている人って頭いい人多いですね。
あーわたしそこからして資格無いかも(笑)

そんな資格のない私の、ついに初公開

演奏動画

・・・・・の、スクリーンショット（爆）

先日のライブで、
なんとあろうことかロストして脇汗タラーな写真です(笑)
初めて本番でロストしました。もうイヤーーーー自分！

今後は初心に戻って謙虚に精進してまいります。

引き算ピアノ

発表会（と講師演奏）無事終わりました。

演奏は無事ていうかまぁなんとか事故にならなかったという件


なのにこんな素敵なお花頂いちゃった

しかし
練習する時間もないとゆう　この余裕のなさを反省して
今月から職場もかわるし
ちょっと練習や勉強する時間もとらなきゃ～と思いました。


てなわけで次の演奏の機会は
横浜は馬車道の、そうですあの老舗ジャズバーでのライブ

ライブのあとにセッションもあるらしく
へ～それは楽しみと思っていたけど

わたし最近まともなセッションやってない
大丈夫？

てことでリハビリ気分で数年前に何度か行ったことのあるお店に
こないだふらーと行ってみました。


数年前ってすごいな。


でも数年前と何も変わってなかった。
お店のたたずまいとか、マスターとか(笑)　金額とか(笑)

びっくりするほど昨日のことのようでした。

ホストが着てたシャツまで同じって
（そしてそれを覚えてる私って）


しかし私も技術的に何もかわってないとゆうね～
いろいろあったにせよ　進歩ないのは悲しい


でもマスターにソロがいいってほめられて嬉しかった
そうそうここのマスターは結構私のピアノ褒めてくれるんだよね
マスター大好き
（現金な）

若い男の子（イケメン）が私のソロを不思議そうに
「なんで右手だけなんすか？左手使わないんすか？」
と聞いてくるので、左手が使えないのよーと答えておいた
でもマスターはそれを聞いて、それがいいんだよねーみたいに
言ってくれて優しいなー　ふふ


右手だけのソロねけっこう気に入っているんだよね

ベースとドラムに話しかけるみたいなね

うまい人だとそのうち会話みたくなってくれてニヤニヤしちゃう～

数年前はたぶん最初からがんがん弾いてました。
やなピアノだったな、きっと。
師匠に「周りの音を聴かないと」ってよく言われてたもん。
足し算じゃなくて引き算で、って。
あの頃は足し算どころか、筆算で３ケタくらい足してたわ(笑)


何も変わってないかなと思ったけど意外に自分成長しているかも
１ｍｍずつだけど。

引き算ピアノできるくらい大人になったかな